専門の医療機関でうつを治療【アグレッシブな人生を取り戻す】

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鬱について知る

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病気の特徴と注意すること

今や鬱病は「15人に1人が生涯で一度はかかる」という統計が出ている程、患者数は増えて社会問題にまで発展している病気です。病院で治療している患者数は100万人を超えています。鬱病には大きく分けて2種類あります。1つが抑うつ状態のみが現れるもの、もう1つが躁状態と抑うつ状態の両方が現れるものです。前者は「大うつ病性障害」、後者は「双極性障害」とも呼ばれています。さらに双極性障害には躁状態と抑鬱状態が出現する双極?型と、軽い躁状態と抑鬱状態が出現する双極?型があります。また、双極性障害は以前は「躁鬱病」と呼ばれていました。元気が良く、何事にも活気があり気分が高揚している躁状態と、全く逆の鬱状態を繰り返してしまうのです。躁状態から鬱状態に転身するのを1サイクルとし、1年に4サイクル以上繰り返す特殊なタイプの双極性障害もあります。これを「ラピッドサイクラー」と言います。大うつ病性障害の特徴は気分が落ち込む事、何事に対しても興味や関心が無くなる事など心の症状の他、頭痛や吐き気、肩こりなど身体の症状も出ます。そして双極性障害においても抑鬱状態の時には同様の症状が表れるため、うつ病と間違えられることも少なくありません。しかし、双方それぞれ効果的な治療方法や薬の内容は異なります。起因となる原因や病気の過程も異なりますから、専門医への受診が大切です。うつ病において気をつけなければいけない事はいくつかありますが、最大の注意点は「病気を甘くみない事」です。「鬱は気持ちの問題。気の持ちようでなんとかなる。」と考えてはいけません。鬱の治療は開始が遅くなり、状態が悪くなってから受診しても効果が出にくくなります。そのため治療にも時間がかかったり、長く仕事を休まなければいけなくなったりしてしまいます。先述の通り、うつ病にかかると心の症状の他、身体の症状も出ます。まさか頭痛や肩こりという症状で自分が鬱なのではと疑うのは難しいものですが、その他の症状や鬱のチェックリスト等を活用してなるべく早めに心療内科もしくは精神科を受診する事が大切です。そして、専門医への通院およびうつ病の治療を開始してから気をつけなければいけない事は「自己判断で治療をストップしない事」です。例えば双極性障害の場合は躁状態と抑鬱状態が交互にやってきます。躁状態になった時に病気が治ったのではないかと勘違いし、通院や投薬を自己判断で辞めてしまうと完治からは遠ざかり、状態が悪化してしまう危険性もあります。何年患者数が増える鬱ですが、今のところ総患者数のうち病院にかかっているのは4人に1人とも言われています。早期治療開始の為にも、病気について正しい情報を知っておきましょう。